木村多江さんが日テレ系「おしゃれクリップ」に出演!
昨夜のおしゃれクリップのゲストは、昔から大好きな木村多江さん❤️
最近では「忍びの家」(Netflix)での忍者アクションに目を奪われました✨
いくつになっても凛とした清楚さがステキ❣️
どこか儚げで、それでいて妖艶なんだよね〜
アカデミー賞やブルーリボン賞歴もあって…
不遇な役から狂気じみたものまで演じ切れてスゴい❗️❗️
以前よりオジサンキラーとしても有名な木村多江さんですが…
最近では若い女性からも絶大な人気が高まっているようです。
2冊ある写真集、どっちも美しすぎる✨
ベストジーニストや美脚大賞にも選ばれてたね❤️
おしゃれクリップでの対談では、そんな華々しさからは想像もつかない壮絶な過去を語られていました。
木村多江さんは、帰国子女かつ超名門のお嬢様学校卒!
木村多江さんは2歳半まではお父様のお仕事の都合で、
シンガポールに住んでいたのだとか。
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小学校から超名門、白百合学園に在籍されていたそうです。
白百合学園、2026年にはついに男女共学化の予定だですが…
誰もが知るお嬢様学校、なんと1881年からの設立だそうです。
財閥や家元がご実家のご令嬢がたくさん在籍され、
卒後も華々しくご活躍されています。
女優では、松たか子さんや髙田万由子さんが通っていたみたい。
AAAの宇野実彩子さんや、アナウンサーの秋元玲奈さんも卒業生だって!
白百合学園は超名門なだけに、学費もけっこうかかることで有名です。
ピアノや習字に加え、6歳からクラッシックバレエも習っていたという多江さん。
幼少時から、自己表現につながる豊かな教育を受けてこられた。
そんな背景もあらゆる役柄を見事にこなすポテンシャルの源泉になっているのでしょうね❣️
私だけがダメな子!コンプレックスを演じることで解放💫
周囲がご令嬢だらけの幼少期を過ごした木村多江さん。
意外にも、コンプレックスをいろいろ抱える女の子だったようです。
名門校としての厳格なルールや周囲の友達との違いについて、
思い悩む日々が続いていたのだとか…
白百合学園は、偏差値がとても高いことでも知られる名門校だよね。
キリスト教に基づく、厳格なミッションスクールでもあるよ。
名門白百合学園卒!ときけば「私も通ってみたかった」とつい羨んでしまいますが…
よくよく考えたら、小中高と12年、そこでずっと過ごすのはとっても大変そう💦
木村多江さんも「私だけがダメな子なんだ!」という想いを長らく味わったのだとか💦
そんな多江さんは演じることで「自分が自分らしくいられる」解放感を得たそうです。
父の急逝で人生が一変、いくつものバイトをかけもち一家の大黒柱に。
高校卒業後は白百合女子大学へ進学する人も多い中、
多江さんは昭和音楽芸術学院(現在は昭和音楽大学)へ。
海外で活躍するエリート営業マンだったお父さんは、
演劇への道へ進むことを反対されていたそうです。
成功するのは一握りと言われる世界、父親としては心配だったのかな?💦
そんなお父さんが49歳で急逝。
一家の生計を担うことになった多江さんはまだ21歳、駆け出しの舞台女優でした。
パン屋、ホテル、カニ料理レストラン、コーヒーショップ、知育研究所などなど。
いくつものかけもちバイトで、20代後半は睡眠時間は1〜2時間がザラだったそうです。
「自分のせいで…」と自責の念に10年苦悩。「とにかく叫んでいた」
多江さんは10年もの間、「自分が(父に)ストレスをかけた」という自責の念に苦しんでこられたそうです。
またお父さんに対してのみならず、お母さんに対しても「自分が父を早く死なせてしまったせいで、母を苦しめた」と罪の意識を感じてこられたのだとか。
コツコツと鍛錬に励みながらも、なかなか脚光を浴びる機会に恵まれなかった下積み時代。
多江さんは「とにかく叫んでいた」のだとか。
自責の念や罪悪感は、内側に向かう怒りであるとも言われます。
どこにもぶつけがたい葛藤を、なるべく誰も傷つけない方法で発散されていたのかも知れませんね。
木村多江さんは、とても芯が強く心優しい、聡明な方なのでしょう❣️
「幸せになっちゃいけない」〜薄幸女優から快演俳優へ〜
木村多江さんといえば、なんと言っても「リング」「らせん」の貞子役が忘れられません。 「ぐるりのこと。」「沈まぬ太陽」など、心を病んでしまう難しい役柄をこなされていました。
幸薄い役をやらせたら右に出る人がない。薄幸女優ナンバーワン!なんて異名も。
多江さんは、急逝されたお父さんや遺されたお母さんに対する自責の念から、
「幸せになっちゃいけない」という想いを抱いてこられたそうです。
心に深い痛手を抱えながら「薄幸女優」と呼ばれ続けるなんて!
どんな気持ちでそのイメージを背負ってきたんだろう?…なんだか切ないな。
でもあらゆる役柄をこなす今の多江さんを見るにつけ…
自責の念に耐え抜いた強さが、どんな人生も引き受ける不屈の信念につながってるのかも?
おしゃれクリップでの対談後半には、亡き父の妹にあたる叔母さんからの手紙が紹介され…
今は亡きお父さんが多江さんが映る吊り広告見たさに、何度も電車に乗り込んだエピソードが明かされていました。
自分の夢に向かって羽ばたく娘の姿を、きっと心底うれしく誇らしく感じておられたのでしょうね。そして今なお、多江さんを深く愛し応援し続けておられるのだろうな、とも感じました。
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